考える足

パリでアレクサンダーテクニークを教えています。日々少しづつ学んでます。

緊張してしまう。

アレクサンダーテクニークを教えているとよくある質問に、「どうしたら本番やテスト前に緊張しなくなりますか?」っていうのがよくあるのですが、

 

ちゃんと「緊張しないとダメです」

 

というのが今のところ私の答えです。

緊張しなかったらダラダラしちゃうから。

ちょっとドキドキするような興奮状態って緊張感と高揚感と紙一重なのでは?

 

それでも緊張して心の不安やネガティブな方に引っ張られちゃうって人は、まずドキドキ心配している自分を受け入れて絶対に否定しようとしたり緊張状態から解放されようと心で戦わないことかな。

 

一見心の問題を心だけでなんとかしようとしないことって結構大切なポイントなんです。

 

誰だって体をもって生きてるはずなので、単純だけど体で心を導いてあげることを知っているのと知らないのでは結構いろんなことが変わってくるんじゃないかな?

一流のアスリートや演奏家は無意識的かもしれないけどその辺の心と身体の統一性をわかっているんだなと最近思います。